歴史民俗学科新入生のための勉強法の紹介
国際日本学部 歴史民俗学科への入学おめでとうございます。
今回、新型コロナウイルスの影響のために、授業開始が5月へと変更されてしまいました。不安もあると思いますが、授業が始まるまでの時間を有効に活用していただきたいと思います。
ここでは、歴史民俗学科の教員から、皆さんにお勧めの本を幾つか紹介いたします。授業が始まるまでの間、少なくとも3冊程度の本を読んでみてはいかがでしょうか。読みながら、読書ノートなどを作ってみると、より理解が深まるかと思います。
いろいろな本とじっくり向き合って、大学生活を意識しながら読書をすることも貴重な体験になると思います。
この1か月という貴重な時間を、ぜひ充実したものにしてください。みなさんと5月に会えるのを楽しみにしています。
歴史民俗学科 推薦図書
- 柳田国男(著)・水木しげる(絵) 『水木しげるの遠野物語』(小学館、2010年)
- 柳田国男 『こども風土記』(岩波文庫、1976年)
- 宮本常一 『忘れられた日本人』 (岩波文庫、1984年)
- 柳田国男の『青年と学問』(岩波文庫、1976年)
- 網野善彦『東と西の語る日本の歴史』(講談社学術文庫、1998年)
- 網野善彦『日本の歴史をよみなおす(全)』(ちくま学芸文庫)
- 大学の歴史教育を考える会編『わかる・身につく歴史学の学び方』(大月書店、2016年)
- リン・ハント著、長谷川貴彦訳『なぜ歴史を学ぶのか』(岩波書店、2019年)
- 大門正克『語る歴史、聞く歴史』(岩波新書、2017年)
- 坂上康俊『シリーズ日本古代史④平城京の時代』(岩波新書、2011年)
- 久留島典子『日本史リブレット81一揆の世界と法』(山川出版社、2011年)
- 牧原憲夫『客分と国民のあいだ』(吉川弘文館、1998年)
- 栗原彬編『証言水俣病』(岩波新書、2000年)
- 岩崎育夫『アジア近現代史-「世界史の誕生」以後の800年』(中公新書、2019)
- 白石隆『海の帝国―アジアをどう考えるか』(中公新書、2000年)
- 田中祥夫『ヨコハマ公園物語―港町の歴史を歩く』(中公新書、2000年)
- 清水潔『騙されてたまるか 調査報道の裏側』(新潮新書、2015年)
- 難波功士『創刊の社会史』(ちくま新書、2009年)
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