神奈川大学 国際日本学部
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日本文化学科

主な科目

主な科目

文章表現演習

文章を書く上で大切なことは、伝えたいこと、伝えるべきことを、正確に分かりやすく表現することです。10数名の少人数クラスでそうした文章表現の添削指導を行います。

文献講読演習

担当教員の専門に応じた日本語のテキストを、10数名の少人数クラスで丹念に読みながら、日本語の構文や文法体系を理解し、関連資料の探索方法や発表の仕方などを学びます。

日本語表現法

現代日本の中で見られるさまざまな日本語の表現について考えます。特に表現の結果として存在する言葉よりもそれらを生み出す表現行為や媒体に注目します。

伝統文化論

幕末期、世界でもまれにみる識字率を誇った日本。庶民にまで行き渡った読書を支えたのは、江戸の豊かな「出版文化」でした。その文化的役割を主に浮世絵を通して考えます。

ポップカルチャー論

日本のポップカルチャーについて、講義形式で概説。例えば漫画文化の場合、人気作をレビューしながら、表現上の特質を掘り下げ、その文化的背景や出版事情などを検討します。

日本語語彙論

各言語の語彙構造はそれぞれの文化を反映しています。日本語の場合も同様です。私たちがふだん何気なく用いている日本語の単語を意識的に取り出し、体系的に分析します。

日本文化論

古代神道、仏教、武士道、近世の儒学、西洋思想の導入などの流れを辿ることで、日本文化の重層的な特質を明らかにするとともに、その現代的な意義についても考えていきます。

比較思想論

ギリシアやキリスト教文化、イスラム圏文化やインド・中国文化の思想的特徴と対比させる中で、日本思想における、それらと共通する面と異質な面とを明らかにしていきます。

国際平和論

この講義では、国際平和を実現するための基本的な知識として、国家とは何か、国際社会の成り立ち、現代の平和構築について解説し、日本の平和貢献の在り方についても考えます。

東アジアの交流史

幕末明治以降の西洋のインパクトと東アジアの伝統的な冊封体制の揺らぎ、その周縁で揺れる琉球・沖縄をベースに、台湾、朝鮮、中国などと日本のかかわりを考えていきます。

文化受容論

日本人は、仏教、儒学、西洋文明などの海外の優れた文化を受容してきました。それら過去の文化受容のあり方を振り返り、異文化の受容における様々な問題点について考察します。

舞台芸術論

演劇を中心に、現代日本の様々な舞台芸術を取り上げ、映像資料などを通してその表現上の特質を明らかにしていきます。実際に劇場等に足を運び、観劇する機会も設けます。

日本伝統文化演習

キャンパス周辺の文化施設と連携し、フィールドワークやアクティブラーニングを通して、茶道、華道、服飾、音楽、絵画、工芸、建築などの日本の伝統文化を実地に体験します。

日本芸能論

能楽がたどった歴史的過程を跡付けるとともに、西洋演劇との比較の中で高く評価される理由について考えます。能楽の舞台を実際に鑑賞するフィールドワークも行う予定です。

現代文化論

「クールジャパン」として海外から評価される現代日本文化。ゲームやアニメ、声優やJ-POP、アイドルなどを取り上げ、日本的とされるその表現の特質について考えます。