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よくあるご質問

国際文化交流学科

ご質問一覧学部共通国際文化交流学科日本文化学科歴史民俗学科
「国際文化交流学科」は何を専門とする学科ですか?
国際文化交流学科は、外国語学部英語英文学科とどう違うのですか?
国際文化交流学科では英語や地域言語(=第二外国語)がたくさん学べるのですか?
国際文化交流学科では、留学をして4年で卒業することはできますか?
国際文化交流学科の4コースはどのように決めるのですか?
国際文化交流学科では、卒業後はどのような道に進む学生が多いですか?
「国際文化交流学科」は何を専門とする学科ですか?

「国際文化」とあるように、国際文化交流学科は世界のさまざまな文化を研究することができる学科です。ここでいう「文化」とは、言語や社会、歴史や宗教なども含むもので、こうした多様なものを研究するために、外国語のスキルを磨くことも大事なことだと考えています。

一方、「交流」という言葉には、文化がただ一つの地域や分野のものではないというメッセージが込められています。アジアと日本、英語圏と別の言語圏など、文化は交流や接触によって生まれ、成長していきます。たとえばあなたが好きな J-Pop も、アメリカを中心とした音楽をモデルとしながら、今であれば K-Pop と影響し合っていますよね。

このように、国際文化交流学科ではたくさんのことを勉強できますが、一方で専門を持つことも重要です。そのために、国際文化交流学科では4つのコース(文化交流コース、観光文化コース、言語・メディアコース、国際日本学コース)を準備して、一人ひとりの「こだわり」を掘り下げられる場所も用意しています。

国際文化交流学科は、外国語学部英語英文学科とどう違うのですか?

英語英文学科は英語圏の言語・文化・社会・歴史などを中心に学ぶのに対し、国際文化交流学科では世界の文化・言語・社会などを学び、世界から見た日本についても学びます。 二つの学科とも英語を集中して勉強することができますが、国際文化交流学科では、外国語(英語・地域言語)の「コミュニケーション力」を身につけながら、文化交流、観光文化、言語・メディア、国際日本学の各コースに分かれて、それぞれ専門的な知識を修得できます。

国際文化交流学科では英語や地域言語(=第二外国語)がたくさん学べるのですか?

英語については、基礎となる必修科目(8単位)に加えて、英語の学び方、単語力、文章作成、スピーチ、資格対策、留学対策など様々な内容の英語の授業を14単位分、履修できます。それに加え、4つのコース内でも、英語のみで講義される科目(All-English class)が多数あります。

地域言語については7言語(韓国語、中国語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、ロシア語)から選択し、週2回の授業を2年間履修します(国際日本学コースは1年間)。さらに知識を深めたい人には3年目に「特講」があり、学科が目指す多言語エキスパートの後押しをします。

国際文化交流学科では、留学をして4年で卒業することはできますか?

大学全体で、協定を結んでいる大学に長期留学(4~12ヶ月間)する制度があり、留学先の大学で修得した科目の単位を、神奈川大学の同等の科目の単位として認めています。ただし、海外の大学で修得できる単位はそれほど多くはありません。

そのため国際文化交流学科では、独自の単位互換制度を設けています。「専門」について修得したことを評価して最大15単位、「語学」についても最大15単位、また現地で勉学したことも評価するなど、留学の努力に見合った単位認定を行うことで、海外で能力を鍛えてきた学科生が4年で卒業できるように後押しします。

また、夏休みや春休みに1か月ほど行われる「推薦語学研修」のほか、学科・学部独自の科目として、英語圏への海外研修や、観光について実地で学ぶ科目(「観光インターンシップ(海外)」)も開講しています。

国際文化交流学科の4コースはどのように決めるのですか?

1年次からコース科目や、コースの内容が紹介される入門科目を履修しながら、自分が所属するコースについて考えます。コース選択は1年次の終わりに行い、2年次から各コース(文化交流コース、観光文化コース、言語・メディアコース、国際日本学コース)に分かれます(定員を超えた場合には成績による選考があります)。ですから、所属コースをどれにするかは1年間勉強しながらゆっくりと考えることができます。

また、2年生になって所属コースが決まった後も、他コースの科目を履修することができますし、卒業に必要な単位になります。みなさんが専門的な知識だけでなく広く総合的な知識と能力を身につけることを、国際文化交流学科では目標としています。

国際文化交流学科では、卒業後はどのような道に進む学生が多いですか?

「資格と進路」のページにもあるように、これまでの外国語学部国際文化交流学科の卒業生は、本当に多種多様なフィールドで活躍しています。新しい国際文化交流学科では、観光やメディアといった実践的な領域についても勉強できるコースがあるので、観光関連業やマスコミといった道に進む卒業生がさらに増えることも想定されます。

ただ肝心なのは、入学時から目標を決めてそれに向かって突き進んでいくことよりも、自分が目指すものが何であるかを、大学の4年間で考えることだと思います。国際文化交流学科は、みなさんが各自の目標をみつけ、それに向かって行動をしていく力を育てていきたいと考えています。