神奈川大学 国際日本学部
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国際文化交流学科

コース紹介

観光文化コース

観光から見えてきた文化交流の現場

国際文化交流学科でお気に入りの授業について紹介してくれますか?

国際文化交流学科に入る前から観光文化に関心をもっていたので、入学後も観光に関する講義を複数受講しました。その中で、鈴木幸子先生の「観光文化論」(現「観光学」)では、観光の定義や意義、日本の観光産業の現状について学びました。

授業で印象に残ったことは何ですか?

現代の観光は多様化していて、体験や学習を目的としたものに変化しているということでした。体験型の旅行に対して、多くの旅行者が価値を見出しています。旅行を通じて文化交流を行うことで、海外から来る人が日本を知る機会がさらに増え、相互理解につながるのではないか、と考えるようになりました。

観光が文化交流とつながるということですね。

その一方、講義で観光には依然として多くの課題が残されていることを学びました。それらの解決策を探究したいとの思いから、現在、鈴木幸子先生のゼミナールに所属しています。

ゼミナールではどんなことを調べていますか?

ゼミナールではフードツーリズムに注目しています。訪日リピーターの獲得に必要な対策を考え、発表をしました。調べていくなかで、食を含めた日本文化の多様性を、多くの人々に広めることの重要性を実感しました。

単純でない、さまざまな日本文化を伝えるということは重要ですよね。最後に、授業を受けたことで見えてきたヴィジョンを教えてください。

将来は観光によって得られる文化体験、文化交流の魅力を発信することができる仕事に就きたいと思っています。国際文化交流学科での学びを活かし、現在ある多くの課題に対し私なりの解決策を見出していきたいです。

国際文化交流学科 3年

高橋 夢 さん

掲載内容は、取材当時のものです