神奈川大学 国際日本学部
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国際文化交流学科

主な科目

主な科目

多文化共生論

多文化共生を、人種差別、宗教、言語教育という観点から紹介。現在の日本の移民状況にも注目し、多様な価値観を持つ人々との共存を考え、議論していきます。

比較文化論

文化の概念が、どう進化したか。文化の見方が人と人との関係に、どう影響したか。それらを学びつつ、文化の多様性に対する寛容さを生むために人類学が果たした役割を考えます。

現代国際関係論

日本が国際社会に果たすべき役割を考察。グローバル化に象徴される現代国際政治の枠組みを深く理解し、学生同士で積極的に議論する機会を設けます。

文化交流論(宗教)

文化交流を考える上で必要な、宗教文化の伝播や交流変容や対立の様相を考察。さまざまな文化の根底に存在する宗教意識の普遍性と多様性を理解し、宗教文化へのより深い関心を育てます。

地域文化論(イスラーム圏)

現代社会を考える上で無視できないイスラーム世界。移民や経済、メディアやジェンダーなどの問題を、イスラーム教徒の視点から注目します。それは自文化への反省にもつながるものとなります。

観光文化論

観光学は経済や社会などさまざまな領域の知識が求められます。この授業ではその基礎を修得し、観光現象と人間の関わり、人の移動の影響など「人間と観光」を中心に考えていきます。

観光交流論

人類は太古の昔から移動してきましたが、現在のようなツーリズムはいつから、どのように形成されたのでしょうか。「交易」「宗教(巡礼)」「メディア」といった観点から考察します。

English for the Tourism Industry A

外国人観光客が不自由を感じることなく旅をするのを助け、また自国における観光振興に役立つ能力の養成を目標に設計されたプログラム。授業はすべて英語で行われます。

観光通訳演習

文化折衝場面において仲介者の役割を担う人材を育成するため、異文化理解を促進する方法を考察。通訳案内士としての基本的英語力の向上を目標に、各種の訓練を行います。

観光インターンシップ(海外)

英語圏の研修施設で行われる、観光に特化した3週間のインターンシッププログラム。その事前準備として授業では、語学力、海外で必要な知識、観光の知識などの修得をめざします。

メディア・リテラシー

メディアの発展とともに、その必要性が叫ばれているメディア・リテラシー。さまざまなメディアから発信されるメッセージを批判的に読みとる力について、多様な実例から分析します。

ことばと文化

わたしたちは日々「ことば」を使って生活していますが、言語は文化同様さまざまです。ことばと文化のかかわりを見ることから、ことばの多様性と普遍性について考えてみましょう。

ことばと社会

わたしたちは社会の中で、どのようにコミュニケーションしているのでしょうか。コミュニケーション能力、会話の構造、性差と言語、方言、バイリンガリズムなどを中心に議論します。

多文化社会と言語政策

文化と社会と言語の関係を学び、国内外の言語政策、言語教育政策、政策決定プロセスの知識習得へ。自分の生活地域の多文化状況や言語政策を調べ、文化と社会と言語の関係を考えます。

ことばとソーシャルメディア

社会に与えるインパクトが非常に大きいソーシャルメディア。そこでは写真や動画だけでなく「ことば」もまた非常に大きな要素です。ことばという観点からソーシャルメディアを検討します。

オリエンタリズム論

オリエンタリズムとは、西欧がアジアに対して偏見を押しつけてきた思想のこと。日本を中心にして、「文明化」という名の差別の構造が、立場を変えつつ今なお続いていることに注目します。

国際日本文化論(映像メディア)

メディアとは何か。映像メディアと社会などに重点を置きながら日本の映像メディアが海外でどう考察され、解釈され、理解されてきたのかを学修。「国際日本文化論」系科目はすべて英語で行われます。

国際日本文化論(文化受容)

異文化が到来するとき、何が起きるのか。この授業では、西洋に多大な影響を及ぼした黒澤明の映画作品を題材にして、現在にも通じる文化受容のメカニズムを考えていきます。

日本文化論(文化受容)

国際日本文化論(文化受容)とペアになる科目で、日本における外来文化の受容に注目します。とくに宗教に注目することで、仏教伝来から現在まで、葛藤に満ちた日本の文化受容について考えます。

国際日本文化論(舞台芸術)

劇場を中心にした西洋社会に対して、日本の舞台芸術は時には権力の象徴となり、時には反体制運動の武器となり、時には大衆の癒しとなってきました。その独自性と海外での評価を追っていきましょう。