文化交流を考える上で必要な、宗教文化の伝播や交流変容や対立の様相を考察。さまざまな文化の根底に存在する宗教意識の普遍性と多様性を理解し、宗教文化へのより深い関心を育てます。
現代社会を考える上で無視できないイスラーム世界。移民や経済、メディアやジェンダーなどの問題を、イスラーム教徒の視点から注目します。それは自文化への反省にもつながるものとなります。
外国人観光客が不自由を感じることなく旅をするのを助け、また自国における観光振興に役立つ能力の養成を目標に設計されたプログラム。授業はすべて英語で行われます。
英語圏の研修施設で行われる、観光に特化した3週間のインターンシッププログラム。その事前準備として授業では、語学力、海外で必要な知識、観光の知識などの修得をめざします。
メディアの発展とともに、その必要性が叫ばれているメディア・リテラシー。さまざまなメディアから発信されるメッセージを批判的に読みとる力について、多様な実例から分析します。
文化と社会と言語の関係を学び、国内外の言語政策、言語教育政策、政策決定プロセスの知識習得へ。自分の生活地域の多文化状況や言語政策を調べ、文化と社会と言語の関係を考えます。
社会に与えるインパクトが非常に大きいソーシャルメディア。そこでは写真や動画だけでなく「ことば」もまた非常に大きな要素です。ことばという観点からソーシャルメディアを検討します。
オリエンタリズムとは、西欧がアジアに対して偏見を押しつけてきた思想のこと。日本を中心にして、「文明化」という名の差別の構造が、立場を変えつつ今なお続いていることに注目します。
メディアとは何か。映像メディアと社会などに重点を置きながら日本の映像メディアが海外でどう考察され、解釈され、理解されてきたのかを学修。「国際日本文化論」系科目はすべて英語で行われます。
国際日本文化論(文化受容)とペアになる科目で、日本における外来文化の受容に注目します。とくに宗教に注目することで、仏教伝来から現在まで、葛藤に満ちた日本の文化受容について考えます。
劇場を中心にした西洋社会に対して、日本の舞台芸術は時には権力の象徴となり、時には反体制運動の武器となり、時には大衆の癒しとなってきました。その独自性と海外での評価を追っていきましょう。