神奈川大学 国際日本学部
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国際文化交流学科

学びの特色

4年間で、世界を知る、日本を知る、
国際交流が始まる。

好奇心は旺盛ですか。知識欲にあふれていますか。大好きなことに熱中できますか。世界でいま起きていることに関心を抱くこと、そして自分の足元で起きている小さなことにも興味を持つことが、国際交流をスムーズにする近道。

国際文化交流学科では、世界そして日本の文化を研究します。ここでいう文化とは、言語や社会、歴史や宗教も含むもの。さらに、外国語の能力を鍛えて、文化を超えて伝えるスキルを身につけます。

多文化を理解する。文化間の橋渡しをする。外国語を運用する。そんな3つのチカラをトータルに磨ける、国際文化交流学科。ここで学ぶ4年間を終えるころ、きっと多文化交流のスペシャリストになっている自分に気づくはずです。

「国際文化」ってどんなところ?
― 4つの特色

世界の文化的多様性を広く理解

文化交流にはさまざまな地域の理解が不可欠。そこでアジアや欧米、中東、ロシア、アフリカなど世界の文化や社会を広く学びます。同時に、日本文化について深く理解し、的確に伝える能力もまた重要です。これによりさまざまな文化の人たちと語り合える知識や教養を養います。

文化の橋渡しをする「コミュニケーション力」

文化交流の現場では、語学力だけでない「コミュニケーション力」が強く求められます。学生たちや留学生、教員や社会の人たちとの交流、ゼミナールでの徹底的な議論を通して、世界に通じるコミュニケーション能力を身につけます。

少人数授業で確かな外国語運用能力を養成

自分に合ったレベルから始めて、4年間で授業や仕事の場面で英語を積極的に使えるようになります。また「地域言語」として韓国語、中国語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、ロシア語の7つの言語から1言語を選択。真の国際人の証しとも言える、「トライリンガルスピーカー(3言語話者:日本語+英語+地域言語)」を目指します。

短期から長期まで、多彩な留学プログラム

留学をしても4年間で卒業可能な、留学単位認定制度が充実。コースによって海外でのインターンシップを体験できるなど、実践的な学修環境がしっかりと整っています。

ひとりひとりの夢をガイドする、4つのコース

国際文化交流学科では2年次から、次の4つのコースのうち1つを選択します。1つのコースの科目群を他のコースの科目群よりもウェイトをかけて履修することで、専門的で実践的なチカラを身につけることができます。

1

文化交流コース

世界のさまざまな文化を的確に理解し、比較によって自文化を相対化しながら、国際的な文化交流ができる人を育成します。

2

観光文化コース

観光が生み出す文化とそれに関わる人々との関係を理解し、その知識を観光関連産業や国際的な相互理解の場で活かせる人を育成します。

3

言語・メディアコース

ことばとコミュニケーションに関する深い知識と洞察力、そしてメディアに関する実践的な知識と分析力で新時代を切り開く人を育成します。

4

国際日本学コース

国内外の専門家とともに、内と外から「日本」を見つめ直し、日本文化を複眼的に理解。日本でも世界でも活躍できる人を育成します。

私はどのコース? どんな科目がとれるの?
― 4つのコース、多様な科目群

1

国際的な文化交流に携わりたい人へ

“文化交流コース”

国際社会の中で世界の多様な地域の文化や社会を理解するとともに、異なる文化背景の人たちと交流、共生できる国際感覚豊かで創造性を持った人を目指します。

将来の職業

国際ビジネスを行う民間企業、地方自治体の国際業務部門、JICAなどの国際支援機構職員、社会貢献を目指すNPOのスタッフ、旅行・観光業、放送・新聞などのマスコミ、出版・編集、広告業、ホームページ制作、メディアコンテンツ制作、文化イベント企画制作など。

2

「観光文化」の知識と実践力を活かし社会に貢献することを目指す人へ

“観光文化コース”

狭い意味での観光関連産業に従事するだけではなく、さまざまな分野で、草の根レベルでの国際的な相互理解を手助けするエキスパートを目指します。2020年東京オリンピック・パラリンピックを終えた後も続く「持続可能な観光」に寄与できる力を養います。

将来の職業

旅行会社、ホテルスタッフ、フライト・アテンダント、航空会社地上スタッフ、観光通訳、観光ガイド、添乗スタッフ、広告代理店、地方自治体の観光業務部門など。

3

「ことば」を武器にして活躍したい人へ

“言語・メディアコース”

国内外の様々な場面において、コミュニケーション力が求められています。日本語を中心に据えつつ多言語との比較もしながら、「ことば」を意識的かつ客観的に捉え使用できる人を育成します。「ことば力」の実践としてメディア関連科目を設置するとともに、日本語教員を目指す人も強く応援します。

将来の職業

日本語教員、放送・新聞などのマスコミ、雑誌・書籍などの出版・編集、広告、ソーシャルメディア業界、IT業界、コミュニティ通訳・翻訳、国際ビジネスを行う民間企業、地方自治体の国際業務部門、JICAなどの国際支援機構職員、社会貢献を目指すNPOのスタッフ、旅行・観光業など。

4

「世界の日本」を自分の居場所にし、その発展に貢献したい人へ

“国際日本学コース”

内と外から「日本」を見つめ直すことにより、日本文化を複眼的に理解して、日本でも世界でも活躍できる人を目指します。

将来の職業

JICAなどの国際支援機構職、社会貢献を目指すNPOのスタッフ、地方自治体の国際業務部門、文化イベント企画制作、旅行・観光業、放送・新聞などのマスコミ、出版・編集など。

私を成長させる、4年間の学び

1
年次

Start

異文化圏の人と交流する姿勢を身につける

〈多文化理解〉〈文化間コミュニケーション〉〈外国語〉の3つのチカラを段階的なカリキュラムで修得していきます。

2
年次

Select

4コースに分かれ、専門的に学修

自分の興味と目指す将来に合わせた学修ができるように、4つのコースを設置。効率的に専門性を高めることができます。

3
年次

Specialize

ゼミナールで自分の関心を掘り下げる

教員全員が開講するゼミナールを選択します。学生一人ひとりの「学びたいこと」に合わせて、所属学科以外のゼミを履修することも可能です。

4
年次

Synthesize

自ら多文化交流できる人に

あなたが4年間追ってきたことを形にするのが卒業研究です。文化背景が異なる人たちと対等の立場で共生・協働できる力を修得して、社会に旅立ちます。