神奈川大学 国際日本学部
神奈川大学HP
国際日本学部

よくある質問

日本文化学科

質問一覧 学部共通 国際文化交流学科 日本文化学科 歴史民俗学科
他大学の類似した学科と比べ、神奈川大学の日本文化学科にはどのような特色がありますか?
日本文化学科の入試ではなぜ「国語」重視なのですか?
「英語」が苦手なのですが、それでも日本文化学科で学ぶことは大丈夫でしょうか?
日本文化学科のゼミや演習では何を学ぶのですか、また卒業論文は必修ですか?
日本文化学科では、どんな資格が取れますか?
日本文化学科では卒業後の進路として、どのような領域が想定されますか?
他大学の類似した学科と比べ、神奈川大学の日本文化学科にはどのような特色がありますか?

「国際日本学部」の中に位置づけられていることからもわかるように、日本文化学科では、日本語や日本文化に特化した学科独自のカリキュラムだけでなく、広く世界の文化に開かれた学部共通科目を積極的に受講することができます。また英語使用の講義を数多く取り揃える「国際文化交流学科」の「国際日本学コース」の科目を履修することで、日本を、外からのまなざしと、内からのまなざしで、絶えず相対化しつつ捉えていくことが可能な点に、従来型の学科にはない特質があります。

日本文化学科の入試ではなぜ「国語」重視なのですか?

日本文化学科での学びを通して、「国語」としての日本語が重要になるからです。「日本語学」や「日本文学」が、それ自体、日本語に多くを拠っていることはもちろんですが、能、歌舞伎、浮世絵などの伝統文化や、舞台芸術やJ-POP、アニメや漫画などの現代文化について学ぶ際にも、それらについて、日本語を通して認識し、考え、表現していくことが、学科の学びの中心になるからです。

「英語」が苦手なのですが、それでも日本文化学科で学ぶことは大丈夫でしょうか?

日本文化学科では、2種類の外国語の履修を求めていますが、その選択は自由です。たとえば中国語と韓国語を選択すれば、英語を履修する必要はありません。英語以外の他の地域の言語を選択し、本腰を入れて一から学び直すことも可能です。ただし国際共通語として、英語の重要性は変わらず高いものでしょう。ですから、英語に対する苦手意識が克服できるように、一緒にがんばっていきましょう。

日本文化学科のゼミや演習では何を学ぶのですか、また卒業論文は必修ですか?

学部共通のゼミナールと、日本文化学科独自の演習があります。どちらも担当の教員を囲んで少人数で行われますが、自分の興味のあるテーマを掲げる教員のゼミナールや演習を、自由に選ぶことができます。卒業論文は必修ではありませんが、せっかくゼミや演習に参加したのだから、そこで学んだことを踏まえて、学生生活最後の仕上げに、ぜひとも「卒業論文」にも挑戦してみて下さい。400字詰め原稿用紙で40~50枚くらいのかなり長い文章を、それこそ日本語で書き上げる体験は、将来へ向けての自信につながります。

日本文化学科では、どんな資格が取れますか?

国語科免許状取得のための科目群が、日本文化学科カリキュラムの中にあらかじめ組み込まれています。ですから学科の科目をきちんと受講して行けば、国語の教員免許取得に必要な多くの科目を履修することができます。しかし免許の取得には、学科科目以外の多くの科目も履修しなければなりませんから、安易な気持ちで臨んで、中途で挫折することのないようにしてください。
また全学対象の「日本語教員養成課程」も設置されており、課程修了者には、卒業の際に修了証書が交付されます。日本文化学科には関連科目として「日本語教員養成課程」の科目が複数開講されていますので、それらは卒業要件単位に算入されます。しかし課程を修了するには、他にも多くの科目を履修する必要があります。またこの資格は本学の所定の課程を修了したことを証するものであって、小中学校の教員免許のような公的な「日本語教員」の資格ではないことには注意してください。

日本文化学科では卒業後の進路として、どのような領域が想定されますか?

日本語を用いて行う仕事に関してなら、社会のどのような場所でも活躍は可能ですが、日本語に特化した進路先を挙げるとしたら、出版関係やマスコミ、コピーライターやシナリオライターなどが挙げられます。さらに様々な職種で広報活動に従事したり、地域コミュニティ誌の編集作業に携わったりなど、その活躍の場は限りなく広がっていきます。