国際日本学部

学生の声

October 31, 2019
日本文化学科

サックスと日本文化。大好きなものから得る「気づき」が成長の糧です。

サックスを手に、友人たちとバンドを結成し、地元鎌倉を中心に演奏活動を行っている山前裕太さん。学園祭「神大フェスタ」の神大スター決定戦では、見事優勝しました。大学では日本文化について学び、音楽活動と両立させています。

高校時代の音楽漬けが実を結び、バンドを結成!

中学1年生の時に吹奏楽部でサックスと出会いました。すっかりハマってしまい、「もっと極めたい」と、音楽選択コースのある高校に進学しました。その頃は、まさに「音楽漬け」の毎日でしたね。音大進学に後ろ髪をひかれつつも、高校の先生の勧めもあり、神奈川大学へ入学しました。

大学2年生になった2018年春に、高校時代からの音楽仲間3人でドイツ音楽を演奏するバンド「ジャーマンボーイズ」を結成しました。アルトサックス、バリトンサックス(大きなサックス)、チューバ、3つの管楽器で奏でています。

目指すは、高いクオリティ。そして楽譜に載っていない表現。

地元鎌倉はじめ地域主催の演奏会を中心に積極的に活動するようになり、学園祭「神大フェスタ」の神大スター決定戦では、なんと優勝しました。その後、大学の地元・六角橋商店街主催のドッキリ闇市場から出演依頼が舞い込みました。投げ銭方式だったので高いクオリティが求められ、自分では本当のプロにはかなわないと不本意でしたが、それでもオファーが続くことをうれしく思っています。

出演と演目が決まったら、仲間の一人が編曲した楽譜を元に、1~2カ月かけて個人練習と合奏の練習を重ね、本番を迎えます。プライベートでは第3のおじいちゃんとも言える「鎌倉の師匠」にサックスを習うために通っています。師匠からは本当に得ることが多く、毎回気づきの連続です。「表現」や「空間のとらえ方」など、楽譜に載っていないことばかりです。

いろんな気づきが、つながっていく喜び

大学のゼミでは日本文化を専攻しています。実家が鎌倉で和菓子と関わりが深い製餡業を営んでいることもあり、和菓子や和服について深く調べています。1~2年で受けた「宗教学」や仏像を主なテーマにした「日本文化論」の講義も、私に新しい気づきを与えてくれました。

サックスと、宗教と、日本文化。一見、つながりのないワードが私のなかでつながっていくのが楽しく、刺激的です。実は音楽仲間の一人が、鎌倉で楽団を立ち上げることが決まりました。将来は、自分が心に決めた仕事に就いて、楽団活動もしながら地域にお返しできれば、と考えています。

山前 裕太 さん

掲載内容は、取材当時のものです

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